音楽・音響用語辞典
ピッチ (Pitch)
人間が耳で感じる「音の高さ」のことです。物理的には音の振動の速さによって決まります。このツールでは、入力された音の基本周波数を検出し、それを音楽的な「音の高さ(ドレミ)」として表示しています。
周波数 (Frequency) / ヘルツ (Hz)
1秒間に空気が振動する回数です。単位は「ヘルツ (Hz)」。数値が大きいほど高い音、小さいほど低い音になります。一般的な人間の可聴域は 20Hz ~ 20,000Hz です。
セント (Cent)
半音(ピアノの隣り合う鍵盤の差)をさらに100等分した微細な単位です。1オクターブは1200セントになります。「+10cent」と表示された場合、正しい音程よりわずかに高いことを意味します。
倍音 (Overtone)
自然界の音は単一の高さ(基音)だけでなく、その整数倍の周波数を持つ「倍音」が重なって鳴っています。倍音の混ざり方が「音色」の違いを生みます。ビジュアライザーモードでその構成を見ることができます。
12平均律
1オクターブを均等に12分割する調律方法で、現代音楽の標準です。このツールもこれに基づいて音名を判定しています。どの調に転調しても響きが破綻しないのが特徴です。
基準ピッチ (A4 = 440Hz)
チューニングの基準となる「ラ」の音の高さです。国際標準は440Hzですが、オーケストラなどでは442Hzを使うこともあります。このツールは440Hzを基準としています。
解析の仕組み (自己相関法)
このツールでは「自己相関法 (Autocorrelation)」というアルゴリズムで音程を検出しています。波形の周期性を直接解析するため、声や楽器のような複雑な音でも、人間が感じるピッチに近い結果を得やすいのが特徴です。